タナカ

多分めっちゃタメにならない

自転車に乗れました!

随分と攻撃的であった夏の気候は戦闘力を失ったようである。「涼しい」というより「寒い」と表現しても違和感がないほどではある。冒険と言うには盛大で旅と言うにはちっぽけなことをした。京田辺から今出川への自転車移動である。分かる人はわかると思うが、誰でも分かるように距離で言うと30キロほどである。なんとなく盛大なことをした感じで書いているが、実を言うと大したことはなかった。ただ自転車に乗っていただけである。ハプニングも大して起こらなかった。大変だったのは、おしりの痛さと歩道のない道くらいだった。前者は言わずもがなだとは思うが、やはり長距離移動にはいいサドルを選ぶべきだという言葉を痛感した。後者に関しては、狭い車道にでっかいトラックが通り、わずかに残ったその隙間を通るのである。怖いし危険だ。

京田辺というところは田舎で、最初はとんでもない砂利道を通らされた。グーグルマップの仕業である。クソ、とは思いつつも小さな川沿いを走る道であったので、ちょっと寄り道をした。川を見ると網を入れれば大漁に採れそうなくらいたくさん魚がいた。すると農家のおじさんらしき人に「それね、フナだよ」みたいなことを言われたが多分フナではないというのが僕の意見ではあった。まぁいい。別に僕は専門家ではない。

田舎道を走るのは楽しかった。しかし舗装された道路はすぐに現れた。ここからは本当にただただ自転車を漕いだ。途中でトイレ行きたいなぁと思ったところでイオンが見えてくる、というファインプレー以外に大した思い出はない。イオンはどこにでもあるんだ。

こうして自転車を漕ぎまくり自宅に到達した。その後に脚の筋トレを行ったのは、今考えれば、というかいつ考えても最高に気が狂っています。